猫舌

感情をどうにかこうにか言葉に

2024-01-01から1年間の記事一覧

現実

君のいない日常はそれは乾いていて色もなく、君という存在なしでどのように生きていたのかさえ思い出せない。 心の中に常にあって、私を勇気づけ癒やし愛しんでくれる、なんだか宗教のようだ。ある意味救いの神様、いや仏様なんじゃないか? この世に存在し…

触れる

猫は撫でられるとゴロゴロ言って気持ちよさそうにうっとりしているけれど、人間も喉がゴロゴロすれば便利なのに。 君はとても触れるのが上手で、イライラした気持ちも寂しさも不安も、全部忘れさせてしまうような、魔法のような能力がある。それはなんだかと…

人生

それなりに人生を歩んできたから、後悔していることもある。ずっと欲しかったけど、手に入らなかったことも。そして経済的や思考の成熟により、叶えることができるようになった悲願もきっとある。 君については、君の人生がどうしたら幸せになるか、と考える…

匂い

君からはたまらなくいい匂いがする。そばに来るとふんわりと、大好きな匂いがする。まとわりついているといい匂いに包まれて安心する。 そしてちょっぴり汗をかいたりして、いつもと違う匂いがするときもあるのだけど、それはそれで好みで、全てくまなく味わ…

優しさ

人の感情はすごく伝染しやすいと思う。ギスギスした人がいるとみんなギスギスするし、優しさを感じるとこちらも優しくなる。 たまにぜんぜん伝わらない人がいて驚くけど、なんか思うに、負の感情はこちらのコンディションに関わらず伝染しやすいのに対し、正…

老い

君と話すと新しいことに気づくことがとても多い。 これまでここ最近はあまり自分の写真も撮りたくなかったし、友達や恋人とも写真を撮りたくなかった。それは写真の中に思った以上に老け込んで劣化した自分が映っているからだ。 老いは恐ろしくて受け入れ難…

耐えること

仕事がとてもストレスフルだが、私には愛する人がいるので、逃げることにためらいはない。愛する人がいたら頑張れる、みたいな思考プロセスは、実はあんまりないんじゃないかと思う。 愛してくれる人も、愛する人もいなかった時は、ただただ自分を追い詰めて…

宿命

最近、「宿命」について考える。勿論髭男が聞こえてくる、歌詞の中には、「生きがい」という単語も出てくる。もちろん髭男は宿命を燃やして暴れちゃうんだけど、一定程度立ち向かえないんだとおもってるし、ポジティブな意味で考えてる。 人生の半分くらいし…

天国と

現実がやってくる、憂鬱だ。いつも日曜の夜に、楽しかったことをたくさん思い出して、また幸せな気持ちになる、離れてからも、温かい。 つくづく、誰も信じて来なかったなぁと思う。自信がある。信じても、貰えなかったと思う。恐る恐る少しずつ信じてみよう…

一年

毎年君はこの日を、どんなふうに過ごしてきたのだろう。ちいさくて可愛い君を想像するだけで、ニヤニヤしてしまう。あと何回、一緒に過ごせるのかな、なんてことも考えてみてしまった。 去年は、帰国して、私に出会い、あちこち旅に行き、美味しいものを食べ…

好きなところ

わたしのどこが好きなのか、という問いは、恋愛において最も禁止される問いらしいのだが、2度ほど意を決し質問したことがある。 君は、「自分が考えていることを伝えてくれるところ」と答えたのを記憶している。 1度目はなんだそれ?と思い、少し時間が経…

必要と

君と出会う前までの人生と、出会ってからの人生ではとても大きな違いがたくさんあって、少し記しておかないと、忘れてしまいそうだ。 一言で言えばとにかくメンタルが不安定で目も当てられない状況だったのが劇的に改善したのだけど、その中でも、必要とされ…

なんのために

生きてる理由なんて、なんのために生きてるのか探すためなんだよ、きっと。死ぬ時に答えなんてない、多分。 ゴールとか目的なんてきっと一つじゃなくて、ただ、どのようにありたいか、時間を紡ぎたいか、その積み重ねが、生きる目的なのかもしれないと思う。…

からだ

これだけ文明も進化して、社会構造も変わってるのに、人間の生物としての進化だけが全く遅れてる。 生涯に子供を一人産むか産まないかみたいなペースなのに、毎月生理やってたら、生理多すぎ、なことも、出産可能年齢も、多分何千年前から何も変わってない。…

安心と信頼

言葉っていうのは、脳から出てくる時と、心から出てくる時があるんじゃないかと思う。 脳から出てくる時も、理論を話してる時と、事実を話してる時と、考えを話してる時がある感じで、同じ口から何かが出てても、全然違うんじゃないか。あと、「気持ち」? …

雨音

雨は眠い、雨音を聞きながら寝るのがこの世で一番好きなことと言っても過言ではない。 定年退職したら海外行こうよと言ったけどなんだかぼんやりしたお返事だった、私が君の定年時に存在してないのか、海外はないなぁと思ってるのか、どっちなんだろう、なん…

してほしい

昔は、誰かに、何かをしてもらいたい、という欲求が強く、まぁそんなものは満たされないので、常に不満だったように思う。 自分で自分を満たすようになり、他人に対する欲求が少なくなって、その結果、恋人に求めるものも変わったのではないかという気がして…

愛情

健康が、努力なしで手に入らないように、愛も努力なしには継続できないもので。 自分だけが努力してもダメだし、相手だけが努力してもダメだし、好きじゃないとそもそも続かないし続ける気も起きない。 好きとは、なんだろう。なぜ、わたしはこんなにも好き…

男女のテンプレ

生まれて初めて出会う人間が両親なので、両親同士の関係や、自分と父親との関係が、男女関係に関する原始印象に他ならない。 私について一言で言えばそれは男女関係イコール男尊女卑で、生まれ育った地域環境も大きな要因であるかもしれないが、それを絶対的…

印象

そう、今日は多分ちょうど出会って一年な気がする。出会ったその日から、どうしても、もっと知りたいと思えた、なぜかしら。 目がとても印象的だった、大きくて可愛いのに深淵さがあって、そして、人懐っこい小動物感もあった。 あとはそうだ、聞いていてと…

寂しさ

寂しさ、が人生の大半を閉めていた、そう、宇多田ヒカルが確か言っていた、人は元来寂しかったり悲しかったりする生き物で、誰かといることでその生来の辛さが抑えられているだけだと。 人は誰しもが、全く異なる思考回路で、たまたま後天的に似通った経験や…

空間と時間

現在に君は当然のことながら一人なのであるが、君の過ごした空間に身を置くと不思議な感覚になった。 空間を形づくっている君の歴史と過去に包まれることは、まるで現在を通じて過去の君に出会えているような錯覚にさえなる。 誰に恋をしていても、誰と恋人…