猫舌

感情をどうにかこうにか言葉に

宿命

最近、「宿命」について考える。勿論髭男が聞こえてくる、歌詞の中には、「生きがい」という単語も出てくる。もちろん髭男は宿命を燃やして暴れちゃうんだけど、一定程度立ち向かえないんだとおもってるし、ポジティブな意味で考えてる。

人生の半分くらいしかまだ終わってないはずだけど、そろそろ、この世で成し遂げなくてはならないことが見えてもいいんじゃないかな?とか思う。

宿命を考えるにあたり、きっと自分の、他人にはない何か特別な特徴や特技みたいなものが鍵になるはずだ。それはwhat ではなくhowなもの。

 

意識が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

 

この言葉も、宿命を考える上でヒントになる気がする。意識、行動、習慣、人格によって形作られるもの。

 

私は努力、諦めない、チャレンジ、といった生来の「性質」があり、本質を比較的早く理解したり記憶したり思考を整理したりするちょっとした「才能」に加えて、各種挫折によって、痛みを理解できる人間となった気がする。

だからなんとなく、宿命が決まるのは一定程度年を経て後天的に獲得した大きな特徴が固まってからなんじゃないか?

究極的に言えば、生まれ持ったものを、後天的な経験で得た大きな価値観を基軸としてこの世のために使うことをきっと宿命と呼ぶのではないか。

だから、何をするかではなく、どう生きるか、なんじゃないかと。

 

君のことを考えてみた。君の宿命は、なんだろう。私はまだ君の性質や才能を適切に把握できてないけど、わたしなんかが足元にも及ばない優しさや温かさを持っている。そのことが少なくとも私を大きく変えたと思うし、それが生来のものなのか後天的なものかはわからない。

ただ、きっと君の優しさや温かさは間違いなくこの世の宝物だし、君が君の宿命に沿って生き、そのことが君の人生をより満たされたものとしてくれることを何よりも願っている。

 

一人の人間として運命や宿命に従うことはきっと幸せなことなんだろう。でも、それを叶えつつその喜びを互いに分かち合うことができる生涯のパートナーがいる人生を送りたいと思う。

 

  • 成し遂げる宿命違う二人でも共に見たい空の青さ