猫舌

感情をどうにかこうにか言葉に

匂い

君からはたまらなくいい匂いがする。そばに来るとふんわりと、大好きな匂いがする。まとわりついているといい匂いに包まれて安心する。

そしてちょっぴり汗をかいたりして、いつもと違う匂いがするときもあるのだけど、それはそれで好みで、全てくまなく味わいつくしたい衝動にかられる。

そして長い間一緒にいたあとで、ごく一瞬、自分から君の匂いがするときがあるんだけど、なんだかすぐにどこかに行ってしまう。

 

いろんなものが混ざり合うことは、この上なく幸せに満ちていて、安らぎの中で存分に相手の存在を感じ、自分の存在も感じる。

最近、心に触れることを、許してもらっている気がする。愛するとは、心を受け止める、と書くのでしたっけ。

 

  • 残り香に耳を澄ませて抱き寄せる時間よ戻れ愛されたとき