猫舌

感情をどうにかこうにか言葉に

天国と

現実がやってくる、憂鬱だ。いつも日曜の夜に、楽しかったことをたくさん思い出して、また幸せな気持ちになる、離れてからも、温かい。

 

つくづく、誰も信じて来なかったなぁと思う。自信がある。信じても、貰えなかったと思う。恐る恐る少しずつ信じてみようとしている、ほんの少しずつ。

 

好かれているのかもしれない、と思うだけで毎回涙が出る。嬉しいという感情とも少し違うと思う、なんだか慣れないから、とてもヒリヒリする。幸せだなぁ、大切にされてるなぁ、と思うと同時に、いなくならないで欲しいとか、ひとりにしないで欲しいとかいう感情が押し寄せてきて、悲しさが幸せを飲み込んでしまう。そんなめんどくさい状態になっている私をそのまままるごと、包んでくれていることも、知っている。

 

私は君の睫毛を見るのが好きだ。上の睫毛はものすごく愛らしくて、長さがちょっと不揃いでギザギザしていて、密集している。下睫毛はとても綺麗な等感覚で、きちっと揃った長さになっている。いつもそばで見るときは、眠そうな綺麗な目を、縁取っている。

 

もうちょっと、信じても、大丈夫でしょうか、私ももしかすると、幸せな人生を歩んでも、いいのでしょうか。

 

  • 窓開ける夜露に布団引き寄せて嗅ぐ君の香探し求めて