言葉っていうのは、脳から出てくる時と、心から出てくる時があるんじゃないかと思う。
脳から出てくる時も、理論を話してる時と、事実を話してる時と、考えを話してる時がある感じで、同じ口から何かが出てても、全然違うんじゃないか。あと、「気持ち」?
でもなんか心から出てる時は、実は少なくて、脳で話してる「気持ち」と、心から出てる「魂」みたいなものの間には少し差があるような気もする。
君と会話をする中で、そのことを強く意識することが多い。これまで出会った人間で、気持ちや、心で、会話(魂)が通じた(と自分が感じた)人は何人いるだろうか。
勿論好きだというバイアスがあるとしても、それでも、わたしは人生についてこう思う、とか、こうあるべきだ、とか、そんな口に出して他人に伝えることが意味をなさないような言葉を、なんとかして君に伝えたいと、なぜか思う。多分ちょっと迷惑だと思うがこれでもあえて話してるんだ。
擬似的な愛だとか恋だとか、恋愛likeなことはそれなりに習得したり脳で理解してきた気がするけれど、君が与えてくれる「安心と信頼」は、誰からも受け取ることのないものだった。
正確に言えば、誰かはもしかすると与えてくれていたのかもしれないけど、私にはそれを受け取る準備もできてなかったのかもしれない。
心の底から心地よく幸せで、なんだかそれはどこにあるかも、実在するかもわからない、架空の楽園にある、「家族」という存在にとても近い気がしている。
与えていただいた「安心と信頼」はこの世の何物にも替え難く、一生かけてお返ししないと、なんて思ってしまう。
私は君に、何をしてあげられるのだろう?君が君らしく幸せに生きるために、できうることはしたい。でもきっと幸せなんて、人に何かしてもらうんじゃなくて、自分で成し遂げるものだ。
- 容れ物が邪魔ね君の神経と私の神経繋げたくない?